C値0.3㎠/㎡以下 ※2


住宅の気密性を極限まで高めることで、冷暖房効率が大幅に向上し、住環境の快適さがすぐに実感できるからです。具体的には、C値が1.0程度の住宅ではエアコンをつけてから快適になるまで約30分かかるのに対し、0.3以下の住宅では数分で効果を感じられます。これは隙間風が少なく空気の漏れが最小限に抑えられるため、室内の温度が安定しやすく、断熱材や換気システムの性能も最大化されるからです。

また、C値0.3以下は高気密住宅の一つの理想的な目標値として、多くの高性能住宅メーカーや設計者が採用しています。省エネ性に優れ、光熱費の削減や住宅の長寿命化にも寄与し、計画的な換気管理が可能になるため、健康的な室内環境の維持にも効果的です。さらに、この数値は建築現場の職人の施工精度の高さも反映するため、施工の質を示す指標としても機能しています。

C値0.3以下にすることで、快適でエネルギー効率の良い住宅環境を実現し、長期的な住まいの性能向上を図るための目安の基準値にしております。

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C値とは、住宅の気密性能を示す数値で、家全体にどれくらいの隙間があるかを表します。具体的には「住宅全体の隙間の合計面積(cm²)÷延べ床面積(m²)」で算出され、単位はcm²/m²で表されます。この数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い住宅を意味します。高気密の住宅は、冷暖房効率が良く光熱費削減につながり、室内の温度差を抑えたり、壁内結露の防止や住宅の長寿命化にも寄与します。日本の基準では寒冷地で2.0cm²/m²以下、その他の地域で5.0cm²/m²以下が目安とされており、理想的には0.5cm²/m²未満が高性能の目標値とされています。気密性能は施工の丁寧さにも大きく依存し、機械で圧力をかけて隙間を測定することで評価されます.